「私がここにいる」×「好奇心」
この算式を使い始めれば日常は創造の場となり自分ならでは物語が始まります。
<発験とは>
「発験」は「発見と実験」を組み合わせたa・楽オリジナルの言葉です。
人生を楽しみ始めるには「私という存在」と「私の好奇心」があれば十分です。
特別な才能や特別な経歴がなくても自分ならではの物語が動き始めます。
ただし
●「好奇心」に従って実際に試してみること
●その体験を「実験」というスタンスで取り組むこと
●「実験」である以上その結果を考察して人に伝えること
この3つのことが継続できるか?どうか?が課題となります。
<一人では進ませにくいから・・>
自分を育てながら日常を創造的なものにする「発験生活」
これをより具体的に進めるためにa・楽では「発験と交流」のプログラムを推奨します。
<具体的にはとてもシンプルな内容です>
例えば冷蔵にあった「味噌」と「小豆の餡子」これを混ぜたらどうなるだろう?
●そう思ったら試してみれば良いのです。
●試してみたなら「実験」として簡単にノートに記録するだけです。
・実験のタイトルと日時
・実験のねらい
・実験方法
・実験の結果
・実験後に思いついたこと(考察)
●そして大事なことはこの実験レポートを人の前で発表することです。
<自分史上初の試み!・・それが大事>
・生まれて初めてトマトを焼いてみた
・生まれて初めてリメイクにチャレンジしてみた
これらが自分の好奇心に従った自分史上初の体験であるなら大正解です。
・他の誰かがすでにやっているから意味がないとか
・より面白い体験をしている人がいるから自分の体験なんて価値がないとか
そんな思いに足を救われてはいけません。
<実験として形を整えなければ・・ただの日常>
私たちは誰もがこれまでに何十回何百回と実験的な体験をしてきています。
でもその体験が自分の財産となったり、新たな物語につながなっていないとしたら
それはダイヤの原石を手に入れながら研磨していないのと同じです。
自分の体験を記録考察し、人前でそれを発表するからこそ
体験という原石は輝き始めるのです。
<考察が新たな物語・冒険を編む>
「発験」の要は「考察」です。
「考察」とは行った実験を省みて、新たな好奇心を生み出すプロセスです。
仮にトマトを焼く実験を行ったとしましょう。その後の考察はこうなるかもしれません。
・もしもトマトをもっと長い時間焼いてみたらどうなるんだろう?
・トマトを焼く料理って世界にはどれくらいあるんだろう?
・トマト生産日本一の県に行ってみたら何かに出会えるだろうか?
このように試した実験を考察すれば、そこには必ず新たな発想(ひらめき)が生まれてきます。
この新たな発想(ひらめき)をまた具体的に体験し続けていくならば・・
私たち自身が考えても見なかった
「自分の物語・・自分冒険」に出会うことになるのです。
<発験生活の発展を促す交流の場>
日常を創造的なもに変える「発験」であっても、その芽を摘み取るのはやはり三日坊主です。この三日坊主を追い払うためにも、a・楽では「発表の喜びと人とつながる幸せを感じる場づくり」を目指します。